ochiaiの備忘録

読んだ本や、パソコン関係の話などまとまり無く

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『美女と野獣』を読書の視点で見る

 本が高価であった時代、貴族にとって、図書室というのは家の格を客人に示すための場所だったそうです。
 現代人は本を情報を得るための手段の1つとして認識していますが、当時の人は装飾品の一部としての考えていたのかもしれません。

 そのことを踏まえて、ディズニー映画『美女と野獣』を見るとベルの印象が変わってきます。ベルは本好きという設定ですが、実は本を読むのを好きなのではなく装飾品として好きだったのかもしれません。
 物語の冒頭でベルは本を読みながら水などを避けていますが、なぜ避けることができたのか? 実は本を読んでいなかったのです! 本を読んでいる姿を他人に見せたかっただけで、中身に興味はなかったに違い有りません!!(←決め付け)

 また、中盤には野獣の城にある図書館に案内されてベルが喜ぶシーンが有ります。あの図書館に並んでいたのは貴族の図書館用に作られた、見た目重視の豪華本でしょう。
 一方、ベルが普段読んでいた本は印刷技術によって大量生産された本ではないかと思います。ベルの父親が蒸気機関による薪割り機を作っていましたし、時代設定は産業革命のころ(18世紀~19世紀)と推測できます。本を大量生産する技術は有るはずです。

 現在人の価値観にあわせてアイテムをに置き換えてみましょう。本を装飾品として考えるなら、ベルが最初に買った本=中国での大量生産された安物のバッグ、城の本=職人が一つ一つ丁寧に作ったブランド物のバッグです。
 ストーリー順に追っていくと、
1. 中国製の安くて良いバッグを手に入れ、喜ぶベル
2. ブランド物の高級バッグが壁一面に並べられた巨大ホールに連れて行かれる
3. 野獣「全部、君に上げる」 ベル歓喜

 うーん…、壁一面にバッグが置いてあるのは少し不自然かも。
 やはり、インテリアとしても、アクセサリーとしも、一人だけで楽しむ趣味としても成り立つ本というのはすごいアイテムですね。
スポンサーサイト

≪ テレビからネットの流れが逆転し始めたホーム好奇心に対する絶対的肯定『プランク・ダイヴ』 ≫

Comment

コメントの投稿

 
管理人にのみ表示する
 

Track Back

TB URL

Home

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。