ochiaiの備忘録

読んだ本や、パソコン関係の話などまとまり無く

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トリックアート

image_noground_shot.jpg



blenderでレンダリングした画像を変形し、立体錯視を起こす画像を生成するpythonスクリプトを作成しました。このページ末尾のpythonスクリプトをダウンロードしコマンドライン上で実行することで図の変換が可能です。

作成手順



  1. レンダリング画像を保存する

  2. 例:
    blender出力画像

  3. 以下4つのパラメータをメモする

  4. カメラ高さ、カメラ角度、焦点距離、センサー高さ
    設定値位置
    センサー高さは最初autoになっているのでVerticalに切り替えてからメモする。
    カメラ角度は垂直からの角度が必要なので、Y軸のrotationを0にしてX軸とZ軸で調節を行いX軸の回転の値をメモすると良い。

  5. スクリプトの実行

  6. このページ末尾のpythonスクリプトをダウンロードし、1で保存した画像と同じフォルダに入れ、以下のコマンドを実行する

    pythn optical_illusion.py 入力ファイル名 焦点距離 カメラ角度 カメラ高さ センサー高さ 出力ファイル名

    例の図に対して実行すると以下の画像が得られる。
    スクリプトによる変換後の画像

  7. 画像を印刷し上部の余白を切り取る

  8. image_noground_cut.jpg

  9. レンダリング条件と可能な限り近い角度と高さで撮影する

  10. image_noground_shot.jpg


変形(投影)の式とそのテスト




Script


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今月読んだ20冊の中から選ぶ、お勧めの3冊

1. 未来からのホットライン


ジェイムズ・P・ホーガン
東京創元社
発売日:1983-04


 前半は少し退屈ですが、後半はスリリング。特に、遠い過去にメッセージを送れるようになって、世界が何度も書き換えられていくシーンは圧巻です。
 SFでは、パラレルワールドを利用したり、過去に行っても歴史を変えることは出来なかったりと、様々な方法でタイムパラドックスを回避しています。この話の場合、世界は一つで過去にメッセージを送るたびに、今ある世界が無くなり、世界中の原子が再配置されるという世界観です。バック・トゥー・ザ・フューチャーに似てますが、なぜ世界が組み変わるのかを、細かく考察しているあたり、さすがJ・P・ホーガン!

2. 地球移動計画



 SF的なウソがすごく面白い本。
 タキオンをロケットの噴射剤として使うピアノ・エンジンのアイディアには驚かされました。知らず知らずのうちに、タキオンは超光速通信に使うものだ、という先入観に囚われていたようです。ピアノ・エンジンはおそらく、山本 弘さんのオリジナルのアイディアです。ひょっとしたら、私が知らないだけで海外のSFとかでは有名なかもしれませんが。

3. 呪いの時代


内田 樹
新潮社
発売日:2011-11


 思想家である内田樹先生の最新刊。内田樹先生の著書には、つい夢中になって読んでしまうけれど、読み終わった後でまとめようとするとうまくいかない、という本が多いです。『呪いの時代』もその手の本です。
 あえて、話のあらましを書くなら「呪いとは記号化であり、祝福とは対象を具体的な記述である」といった感じでしょうか。これだけ読んでも分からないですよね。この本の魅力は、内容ではなく結論を導き出すまでの文章の流れそのものに有ります。もし、書店で見かけたら、直接この本を手にとって数ページ読んでみてください。

今月読んだ本の全て
karasu001の本棚
2012年01月
アイテム数:20
知に働けば蔵が建つ (文春文庫)
内田 樹
読了日:01月02日

新装版 骨の音 (KCデラックス)
岩明 均
読了日:01月02日

未来からのホットライン (創元SF文庫)
ジェイムズ・P・ホーガン
読了日:01月04日

清く正しい本棚の作り方
(TT)戸田プロダクション
読了日:01月15日

本棚〈2〉
アスペクト
読了日:01月15日

面接ではウソをつけ (星海社新書)
菊原 智明
読了日:01月20日

株式会社という病 (文春文庫)
平川 克美
読了日:01月23日

呪いの時代
内田 樹
読了日:01月24日

聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)
阿川 佐和子
読了日:01月24日

SQ “かかわり”の知能指数
鈴木 謙介
読了日:01月25日

世代論のワナ (新朝新書)
山本 直人
読了日:01月25日

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テレビからネットの流れが逆転し始めた



 2年くらい前は、ネットに流れる情報はテレビや新聞からの引用ばかりと言われていました。しかし、最近は所々で情報の流れが逆流しているようです。

 昔はテレビで話題になると、ネットでも注目されるという流れがありました。今でも、検索ワードランキングはテレビからの影響を大きく受けています。
 しかし、冒頭に示したように、ネットで話題になったことの後を追う形でテレビがそれを話題にするという状況も出始めてきているようです。

 また、ニュース報道でも似たような変化が起きているようです。

過去の選挙でも選挙報道をテレビで見ながら、ツイッターをやったり、ネットの速報を見ていました。でも、「テレビを見ずに、ネットだけで選挙報道に満足できてしまった」のは昨日が初めてだったんです。・・・これはちょっと覚えておきたいと思っています。「それは、私にとっては2011年でした」、ということを。
今、私たちが読むべき本 - Chikirinの日記

 昔は、ネットニュースといっても情報源は大手の新聞社でしたが、今はUstreamなどで当事者が直接情報を発信できるようになりました。
 さすがに、調査報道までUstreamやネットで置き換えるのは難しいですが、日本の新聞は記者クラブによる発表報道が中心です。発表を伝えるだけなら途中に新聞記者を挟まずに、警察や官庁、企業等が直接ネットに流したほうが、理にかなっています。

 今後もテレビや新聞が無くなったりはしないでしょうが、情報の流れの中心ではなくネットの後追いをするだけの存在になってしまうのではないかと予想しています。

ヤングアダルト=ジュブナイル=ライトノベル

 「ジュブナイル小説って言葉、最近は聞かないなー」と思い、少し調べてみました。

 ティーンエージャーを対象とした小説に、歴史上初めて付けられた分類名はヤングアダルトです。
 『オリバー・ツイスト』、『モンテ・クリスト伯』、『大いなる遺産』、『不思議の国のアリス』、『宝島』などがヤングアダルトに分類されます。
 ジュブナイルという言葉は1970年代から1980年代に日本でのみ使われたヤングアダルト作品に対する呼称だそうです。
 子供の頃読んでいたジュブナイルSF(ゴセシケ、星新一など)と『モンテ・クリスト伯』が分類上同じ、というのは少し以外です。

 しかし、最近ではこのジュブナイルという言葉は、ライトノベルという言葉に取って代わられたそうです。
 ジュブナイル - Wikipedia

 ライトノベル!
 つまり呼び方が違うだけで、ヤングアダルト=ジュブナイル=ライトノベルということですか!?
 だとすれば、「ラノベ大好き!」と言っている中学生は『モンテ・クリスト伯』を愛読しているかもしれません。
 「お勧めのラノベは?」と聞いたら『ジャングル・ブック』を勧められてしまうかも。
 自己紹介で「星新一の作品が好きです。あと、古典作品の『モンテ・クリスト伯』とか『大いなる遺産』とか、『涼宮ハルヒの憂鬱』みたいに最近の本も読んでます」なんて言ったら、「ラノベしか読んでないね」と突っ込まれることでしょう。気を付けてください!

あの日読んだSFのタイトルを僕はまだ知らない3


 みつかった!
 あの本がついに見つかった!

 以前の記事で探していたSFは『明日は…嵐』という短編で有ることが分かりました。『迷宮世界』という本に収録されています。
 ただし、この話と以前書いたあらすじが完全に同じだったわけでは有りません。以前書いたあらすじの中で、『迷宮世界』に当てはまる部分を赤色で塗ってみます。

・何百体もの、人型ロボットが地球に現れる
・何処から来ているのかは分からないが、日に日に数が増えていく
・ロボットに対してはいかなる攻撃も効かない
・ロボットは川や海があっても一切気にせず、淡々と水底を歩いて世界へ広がっていく
・ロボットと戦うことを諦めた人類は未来に向かって逃げることを決意する
・タイムマシンの移民船に乗って人々は未来に旅立つ
・いかににロボットが無敵でも何億年もたてば自滅するだろうというという可能性にかけた
・人類の持っているタイムマシンは、未来に行くことはできるが、過去に戻ることはできない
・未来から帰ってきたものはいないので、未来が本当に安全かは誰にも分からない
・ロボットのいない未来が生まれる確率を高めるため戦闘部隊が組織される
・移民船は一気に数億年をとぶが、戦闘部隊は数千年単位でジャンプし、各時代でロボットに攻撃を加える
・主人公は攻撃部隊の一員
・ある時代で偵察任務中、母艦に置き去りにされてしまう
・この時代、地上は食虫植物に覆われている
・しばらく歩いて、都市のようなものを見つける
・植物が種子(繁殖用の枝だったかも)を都市の中に落とすと、ロボットの戦車がやってきて薬品で駆除する
・ロボットに「人はいるか?」話しかけると、「Aコンピュータに聞け」と言われる
・ロボットに案内され、建物の中に入る
・Aコンピュータに指示を与えているのは人間(サイボーグ)だとわかる
・サイボーグは顔のない、のっぺりした姿だったと思う
・この後の展開はよく覚えていない
・交渉が決裂し、釜の部分にレーザーがついたカマキリ型ロボットに襲われるシーン(挿絵)が有った


 『明日は…嵐』の主人公たちはタイムマシンではなく、コールドスリープで未来に行きました。二つの話の記憶が混ざってしまっていようです。前半部分はまだ見つかっていませんが、カマキリ型ロボットに襲われた後の展開が分かり、すっきりしました。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、ジュブナイルだけあって、綺麗なハッピーエンドです。ゴセシケみたいにならなくて良かった。

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